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すべて見る文献レビュー約12分
【書評】マーケットのテクニカル分析(ジョン・J・マーフィー)— 移動平均を割ったら降りる戦略を155年の実績で回す
本書が株式の長期分析に挙げる40週(200日)移動平均を10カ月に読み替え、米国株の月次実績をそのままの並び順で回しました。売買コストと税を引く前は買い持ちに勝ちますが、日本の20.315%を入れると逆転します。一貫して良かったのは、リターンではなく下落の浅さのほうでした。
検証実験約11分
【実験】クレカ積立の還元率は、信託報酬0.03%の差で消える
クレカ積立のポイント還元は積立額に1回、信託報酬は残高に毎年かかります。月10万円を30年積み立てて比べたところ、還元率0.5ポイントの差は信託報酬0.028%の差で逆転しました。還元率を6倍にしても0.15%に届きません。各社の条件を公表資料から確認し、還元率が何に結びつけられているかも整理します。
検証実験約12分
【実験】4%ルールは、どの30年でも通用したか — 米国株155年の全開始月で試す
年4%ずつ取り崩せば資産は長持ちする、という経験則を、米国株155年の実績で開始月を1ヶ月ずつずらしながら1,507通り試しました。尽きなかったのは97.9%。ただし失敗した経路は2つの時期に固まっており、早期リタイアのように期間が延びると話が変わります。
読まれている定番
検証実験約10分
【実験】「稲妻が輝く瞬間」は本当か — 米国株155年で、最も上がった月を逃してみる
上昇は少数の期間に集中しているので居合わせないとリターンが消える、という古典的な主張を、米国株155年の実績を実際の並び順のまま使って検証しました。主張はおおむね正しい一方で、片側だけを見せる論法には注意すべき点が3つあります。
手法解説約9分
【入門】FIREの種類を整理する — 通常・Lean・Fat・Coast・Barista・Side の違い
FIREには通常・Lean・Fat・Coast・Barista・Sideなど複数の型があります。それぞれの必要資産額を4%ルールで試算し、取り崩し率ごとの40年成功率をモンテカルロで検証。用語を整理し、自分に合う型を考える入門記事です。
検証実験約9分
【実験】退職直後の暴落は資産寿命をどれだけ縮めるか — 取り崩し期のリスク管理
退職時資産3,000万円を25年間取り崩す途中でリーマン級の暴落が来たら——資産配分・リバランス・取り崩し率の効果をライフプラン実験室の実測で比較。延命に効くのは配分より取り崩し率でした。
研究レポートの一覧
これまでに公開した20本のレポートです。
検証実験
文献レビュー
- 【書評】マーケットのテクニカル分析(ジョン・J・マーフィー)— 移動平均を割ったら降りる戦略を155年の実績で回す
- 【書評】ファイナンス理論全史(田渕直也)— 「正規分布では暴落は起きない」を積立で検証する
- 【書評】投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス)— 「リスク=価格変動」を疑う
- 【書評】インデックス投資は勝者のゲーム(ボーグル)— コストの罰は時間とともに加速する
- 【書評】賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム)— 50:50に戻す規則を30年回す
- 【書評】ウォール街のランダム・ウォーカー(マルキール)— 「債券比率=年齢」は日本でも通用するか
- 【書評】敗者のゲーム(チャールズ・エリス)— 「勝とうとしない」戦略をコスト30年で検証する