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文献レビュー

個人投資に役立つ名著を読み、その主張を当サイトのシミュレーターで実際に検証します。 要約だけで終わらせず、「本当にそうなるのか」を数字で確かめ、日本の制度・市場に 当てはめるとどう読み替えるべきかまで書きます。

マーケットのテクニカル分析〈トレード手法と売買指標の完全総合ガイド〉 / ジョン・J・マーフィー 訳: 田村 英基
【書評】マーケットのテクニカル分析(ジョン・J・マーフィー)— 移動平均を割ったら降りる戦略を155年の実績で回す
本書が株式の長期分析に挙げる40週(200日)移動平均を10カ月に読み替え、米国株の月次実績をそのままの並び順で回しました。売買コストと税を引く前は買い持ちに勝ちますが、日本の20.315%を入れると逆転します。一貫して良かったのは、リターンではなく下落の浅さのほうでした。
約12分
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ファイナンス理論全史〈儲けの法則と相場の本質〉 / 田渕 直也
【書評】ファイナンス理論全史(田渕直也)— 「正規分布では暴落は起きない」を積立で検証する
本書は、相場の暴落は正規分布が想定するよりずっと頻繁に起きると批判します。当サイトのシミュレーターはその正規分布を使っているため、仮定だけを裾の厚い分布に入れ替えて比べました。年単位では数十倍の差が出るのに、30年の積立ではほとんど差が出ません。
約11分
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投資で一番大切な20の教え〈賢い投資家になるための隠れた常識〉 / ハワード・マークス 訳: 貫井 佳子
【書評】投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス)— 「リスク=価格変動」を疑う
本書はリスクを標準偏差で測ることを明確に否定し、「資金を失う可能性」と定義します。当サイトの計算は標準偏差を使うため、本書は前提を批判する側です。期待リターンを固定してリスクだけ上げると何が起きるかを実測し、両者の関係を整理しました。
約10分
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インデックス投資は勝者のゲーム〈株式市場から利益を得る常識的方法〉 / ジョン・C・ボーグル 訳: 藤原 玄
【書評】インデックス投資は勝者のゲーム(ボーグル)— コストの罰は時間とともに加速する
本書はコストの影響を「差額いくら」ではなく「本来得られたはずの資産の何%が消えたか」で示します。年2%のコストが10年で17%、50年で61%を奪うという本書の試算を当サイトで独立に再現し、なぜ加速するのかを確かめました。
約10分
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賢明なる投資家〈割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法〉 / ベンジャミン・グレアム 訳: 増沢 和美、新美 美葉
【書評】賢明なる投資家(ベンジャミン・グレアム)— 50:50に戻す規則を30年回す
バリュー投資の古典。本書が示す「株式が55%になったら11分の1を売る」という具体的なリバランス規則を30年のシミュレーションで検証し、それがリターンを上げる装置なのか、変動を抑える装置なのかを確かめました。版の違いについても整理します。
約11分
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ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第12版 株式投資の不滅の真理〉 / バートン・マルキール 訳: 井手 正介
【書評】ウォール街のランダム・ウォーカー(マルキール)— 「債券比率=年齢」は日本でも通用するか
半世紀読まれ続ける投資の古典を読み、第14章の「債券比率は自分の年齢と同程度に」という簡便法を日本の想定値で検証。本書が前提とする米国債の利回りと日本の国内債券の差が、この簡便法に何をもたらすかを実測しました。
約11分
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敗者のゲーム〈原著第6版〉 / チャールズ・エリス 訳: 鹿毛 雄二
【書評】敗者のゲーム(チャールズ・エリス)— 「勝とうとしない」戦略をコスト30年で検証する
インデックス投資の古典『敗者のゲーム』を読み、その中心にあるコスト論を積立30年のシミュレーションで検証。信託報酬 年0.1%と年1.5%の差が30年後の資産に何をもたらすかを実測し、本書がリスクの定義そのものをどう書き換えるかまで読み解きます。
約9分
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このコーナーの方針
  • • 引用は原本と照合し、書名・著者・訳者・版を明記します
  • • 本の主張のうち、シミュレーターで確かめられるものは実際に計算します
  • • 検証できない主張は、できないと正直に書きます
  • • 米国発の本は、日本の制度・市場との違いを補って読み替えます
  • • 書評であって、特定の金融商品や書籍購入の推奨ではありません